1/14(日) @ 新宿JAM
「killie & balloons presents "AKUTAGAWA CD Release Tour 2007"」
tonebunk / fountain of rich aroma / balloons / WHAT EVER FILM / endzweck / killie / akutagawa
レコーディングで東京に出てきている河野君一行を、
JAMまで道案内しながら行ってきました。良かった、無事会えて。
ホントは何かキッチリおもてなししたかったんだけどね。
次回何か出来れば・・・
今回の企画は、一昨年の11/20と全く同じメンツ、同じ場所。
これはうる覚えなので合っているかはわからないことを最初に断っておきますが、
その時の企画の出来が良くなかったということで、
そのリベンジでこういう企画が出来たと、ある方から聞いたような記憶があります。
間違ってたらゴメンナサイ。
なので、前回その企画に行った者としては、
その前回と比較しながら書いてみようかな、と思います。
tonebunk
前回の企画で初めて観て聴いて、そして気に入ってデモ音源を買ったことを思い出します。
それ以来の2回目。あまりライブをしないものですから。
実は、今日のスタートが18時半だと思っていたため、数曲見逃しました…
音漏れがする中での、受付の行列のなんとももどかしいこと。
急いで中へ入って、何曲かは観ることができました。
前回の企画と比べると、その時気になった粗さもなく、数段素敵なライブだった気がしますね。
新しい音源が出て、それを聴いてから今日に臨んだってのもあるでしょうが。
「tomorrow」が音源どおり、とても素敵でした。新曲もかなりやっていましたね。
なかなか激しい曲もあり、バラエティ豊かで楽しめました。
バッチが素敵だったので思わず購入。ステッカーもつけてもらいました。
fountain of rich aroma
今日はギターさんベースさんがなぜか目出し帽を装着しての演奏。
いつもこんな格好じゃないのに。
口まで覆われているせいか、声が少し殺されていたのが残念でしたが、
自分が今まで観たfountain of rich aromaの中(といっても数回ですが)では、
一番良いライブだったと思います。
前回の企画の時は全く良さがわからなかったという第一印象で、
でもそれでもなぜかデモ音源買っていて、というところから始まり。
結局ここまで好きになるとは。
あの時からの伸びしろみたいなことを言えば、
fountain of rich aromaが一番なのかもしれません。
balloons
最近良く聴く曲や音源の曲が素晴らしいのはわかってることですが、
今日は3、4曲目にやった、
個人的にあまり聴いたことの無い曲がとても素晴らしかった様な気がします。
特に3曲目の一見、優しい表情に見えて、
近づくとスパッと斬られる鋭いキレというか、
そんな感じの曲がたまらなくグッときました。
いつもより心なしか気合いも感じられたし、
最後の曲なんかは個人的に今まで観たballoonsの中で一番だったかもしれません。
来週のつぼっち企画も楽しみだな。
WHAT EVER FILM
今日の最初のハイライトじゃないですかね。
思えば、前回の企画の時はまだメンバーチェンジの前で、3人でした。
それがメンバーチェンジを経て、4人になって、
ここまで劇的に良くなったことは正直複雑でもあり嬉しくもありますが。
以前の曲もあまりやってないですし、もはや別バンドと言ってもいいくらいかと。
昔に比べて、感情むき出しで向かってくる感じに加えて、
メンバーの連動性も感じられて、もうホントにたまらないです。
神戸では観れなくて、山形では個人的に少し不満の残る内容でしたけど、
今日のライブを観て、全ての仕えが取れました。本当に神懸かっていたと思います。
この状態でのライブが出来るだけたくさん観たいし、音源も一刻も早く聴きたいところです。
endzweck
前回の企画とは異なり、今回だけのスペシャルゲスト。
なんだかんだで初めて観させてもらいましたが、とてもカッコ良いものでした。
会場の混み具合やらいろいろで、今日唯一後ろで観ていたのですが、
そのおかげでか、臨場感を感じることはあまり出来なかったですけど、
しっかりとしたメロディーが乗っかった上での激しさは好みでしかないです。
deepslauterと一緒にやる時は是非観に行きたいなぁ、と。
killie
今日は東京で見られる光景では無かったですね。裸祭りの時のそれを感じましたよ。
あれだけ、一触即発というか、感情の高ぶった状態でのライブは
こちらではなかなかお目にかかれません。
それに触発されてか、ライブ自体もかなり激しいものになり。
ベースがお客さんの頭に直撃したり、弦が切れた(?)せいか、
なかなか珍しいMCを挟みながらのライブ。
そこには微笑ましい姿、ライブ中には珍しい人間味を垣間見せました。
個人的にはああいう人間的なところに魅力を感じるので、
今日はとても素敵なライブだと思いました。去年一番だった京都のライブよりも。
後で聞いたところで、今日のダブルヘッダー1発目、
初台WALLでのライブの方がさらに良かったということをメンバーから聞き、
少しうらやましくもなりましたが、今日のようなライブが観られれば十分満足。
ただ、ひとつ。開始前にいろいろと相槌打っていた方に疑問を感じましたが。
akutagawa
今日のこの素敵な企画に見事蹴りをつけてくれました。
最近のライブが本当に素晴らしくて、あまり不安には思っていませんでしたが、
それでも今日のこの神懸った流れではどのようなライブをするのか、
楽しみでもあり、やはり不安でもありました。
が、1曲目からそんな不安は一蹴されてしまうほどのとんでもないライブ。
ここ最近のakutagawaのライブは、1つの物語を見ているような、そんな気にさせられます。
もちろん音楽なんですけど、ライブ中に映像が確実に見えてくるんですね。
いろんなものを複合させた何かを見せられている、そういう気分にさせられます。
アンコール含め、今日1番のものを魅せてもらいました。
最近、セットリストって正直書く気にならないのですけど、今日は書いておきたいです。
1. 残像
2. 光と影
3. 途
4. the face was...
5. 徒花
En. laying there
こんなに書きたい気持ちを刺激させられたイベントはとても久しぶりな気がします。
正直、自分がライブの感想書いたり、音源の感想を書いたり、行きたいライブ書いたり、
って何か意味があるのか、とか思うところはやっぱりずっとあって。
今でも疑問はあるんですよ。
ただ、今日のようなライブ、企画を観るために、
自分は会場に足を運んで、楽しんで、何かを感じて。それは間違い無くて。
良いと思ったものは、誰かと共感したいと思うし、誰かに知って欲しいとも思う。
きっと、それだけなんじゃないかと。
自分は表現力が豊かな方ではないし、文章だってうまくない。
そんなことは自分が一番良くわかっていますし、
それによって相手にどう捉えられるかはわからないけれど、
自分が書くことで、一人でも何か興味を持ってくれて、
聴く、観るキッカケにさえなってくれればそれで良いんじゃないか、と思うんです。
そういう意味では、リアルタイムに感じたことを感じたその日のうちに、
いろんな人に伝えることができるここは本当に自分にとって良い場所だなぁと。
そう思います。奢りかもしれないけど。
今回の1曲 akutagawa 「途花」